【ドクターイエロー2020年7月の走行記録】のぞみ&こだま検測
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2020年、今年もドクターイエローが多く見られる年になるといいですね。
ドクターイエローを見てちょっと幸せに。

1. 2020年7月ドクターイエロー走行カレンダー&走行記録
7月4日(土曜日) T4編成
ドクターイエロー下り試運転が東京から博多まで走行しました。T4編成。
7月5日(日曜日) T4編成
ドクターイエロー上り試運転が博多から東京まで走行しました。T4編成。
7月7日(火曜日) T5編成
ドクターイエローのぞみ下り検測が東京から博多まで走行しました。T5編成。
7月8日(水曜日) T5編成
ドクターイエローのぞみ上り検測が博多から東京まで走行しました。T5編成。
7月16日(木曜日) T4編成
ドクターイエローのぞみ下り検測が東京から博多まで走行しました。T4編成。
7月17日(金曜日) T4編成
ドクターイエローのぞみ上り検測が博多から東京まで走行しました。T4編成。
7月27日(月曜日) T4編成
ドクターイエローのぞみ下り検測が東京から博多まで走行しました。T4編成。
7月28日(火曜日) T4編成
ドクターイエローのぞみ上り検測が博多から東京まで走行しました。T4編成。
2. 5月の走行予想の参考になりそうな過去の走行データ
3. ドクターイエローとは?
ドクターイエローについて
ドクターイエローは、一か月に3回程度東海道山陽新幹線の東京~博多間を往復走行しながら線路や架線を点検する車両です。車体の黄色は、保守車両であることから車体全面が黄色く塗られています。
のぞみ検測は、東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪・岡山・広島・小倉・博多の各駅に停車します。1日目に東京→博多まで、2日目に博多→東京まで往復して走行します。
こだま検測は、東海道山陽新幹線の全駅に停車します。こちらも1日目に東京→博多まで、2日目に博多→東京まで往復して走行します。
のぞみ、こだまの検測では新大阪駅に到着後に、鳥飼(とりかい)車庫に一度入ります。ここで乗務員と検測係員の休憩と車両の点検を行った後、再び新大阪駅に入線、続きの検測を実施しています。
T4、T5編成について
ドクターイエローは、2編成存在します。JR東海が保有するのがT4編成、JR西日本が保有するのがT5編成になります。どちらも7両で1編成となっています。
どちらの編成が走行するかは当日まで分かりません。が、数ヶ月ごとにT4とT5が交代で検測走行を実施しています。
T4、T5の文字は、先頭車両の窓と乗務員扉に表示されています。
ドクターイエロー同士が離合(すれ違い)やホームで隣り合わせに停車することはありますか?
珍しいケースですが、時々発生しています。
最近では、2016年10月29日(土曜日)にT4編成のぞみ下り検測とT5編成上り回送で走行したドクターイエロー同士が、滋賀県米原駅付近ですれ違う様子が確認されています。
2016年11月29日(火曜日)14:07頃に、T4編成のぞみ上り検測とT5編成下り試運転で走行したドクターイエロー同士が京都市JR西大路駅付近ですれ違った様子が目撃されています。
2016年12月11日(月曜日)21:40頃に、T4編成こだま下り検測と試運転T5編成が新下関駅のホームで向かい合わせに停車する様子が目撃されています。
見てみたいものではありますが、新幹線の運行上、数十秒の差でかなりの距離走行してしまいますので、かなり運が良くないと実際に見るのは難しそうです。
回送・試運転や遅延の発生など特異なケースがあれば、もしかすると見ることができるかもしれませんね。
ドクターイエローの屋根には窓がある?
架線監視用の窓が3両目と5両目に設置されています。この部分には、カメラが設置され、車両内部の検測機器でモニタリングすることができるようになっています。
パンタグラフは、1箇所に2本設置されています。走行用と検査用のパンタグラフで、それぞれ色付けがされています。パンタグラフの根本には、強力なライトもあり、検測時は常時点灯されています。
新幹線線路の上を通る跨線橋や高層ビルから見下ろすことができれば、この監視窓やパンタグラフを見ることができます。
ドクターイエローの屋根は黄色?
黄色です。ただし、4号車のみ屋根は白く塗装されています。これは、4号車に搭載されている機器の熱対策のためと言われています。→
← また、車両連結部の内部も黄色く塗装されています。
ドクターイエローの各駅での停車位置は?
ドクターイエローは、各駅での進行方向の先頭付近に停車します。下り検測の際には、博多方向の先頭側から1号車~7号車の位置に停車します。上り検測時には、東京方向のホーム端から7号車~1号車が停車します。
また、ドクターイエロー入線時の駅電光掲示板には、回送980番台が表示されることが多くなっています。
ドクターイエローが故障したことはある?
ドクターイエローの検測走行では、新幹線の運行ダイヤの遅れで遅延が発生することは時々あります。
車両の故障かどうかははっきりしていませんが、東京から博多まで走行していたドクターイエローの検測が途中で運転取りやめとなった事例が2018年に発生しています。
2018年2月16日(金曜日)に、東京駅を出発したのぞみ検測下りが新大阪駅に到着後、鳥飼車庫に入庫。その後新大阪駅には姿を見せず、その日の検測走行が取りやめとなっています。西日本の一部駅では、駅構内の電光掲示板に回送900番台の表示が確認されていたため、検測走行が予定されていたことは間違いないようです。駅のアナウンスで運転取りやめやドクターイエローが走行しないと案内放送が行われた駅もあったようです。
故障の内容など詳細は不明ですが、のぞみ検測の続きは翌日17日の19時以降に走行。19:28に新大阪駅を発車するのぞみ191号のダイヤで走行、博多駅には22時前に到着しています。
翌日18日の上りのぞみ検測は、博多から東京まで走行。新大阪から東京間は通常よりも3時間遅いのぞみ412号のダイヤで走行しています。
2018年2月のドクターイエロー走行日記録はこちら

4. ドクターイエロー見学時のお願い
- 撮影時はフラッシュ厳禁です。
- 駅ホームでは、黄色い点字ブロックから下がって見学をお願いします。
- 安全確保および運行の妨げにならないよう、駅員さんの指示に従ってください。
- 場所をゆずりあって、皆さんでドクターイエロー見学を楽しめるようにマナー向上にご協力をお願いします。