【ドクターイエロー2017年5月の走行記録】のぞみ&こだま検測
2017年、今年もドクターイエローが多く見られる年になるといいですね。
ドクターイエローを見てちょっと幸せに。

1. 2017年5月ドクターイエロー走行カレンダー&走行記録
5月8日(月曜日) T4編成
ドクターイエローのぞみ下り検測が東京から博多まで走行しました。T4編成。
■各地での目撃情報
11:28 大井車庫 →
11:47 東京駅 →
12:02 横浜市 →
12:20 小田原市 →
12:33 富士市 →
12:44 安倍川 →
12:53 掛川市 →
12:57 袋井市 →
13:09 豊橋駅 →
13:17 矢作川 →
13:19 三河安城駅 →
13:47 米原駅 →
13:57 栗東市 →
14:22 新大阪駅
16:23 西宮市 →
17:05 岡山駅 →
17:42 広島駅 →
18:16 新山口駅 →
18:37 小倉駅 →
19:05 博多駅
5月9日(火曜日) T4編成
ドクターイエローのぞみ上り検測が博多から東京まで走行しました。T4編成。
■各地での目撃情報
11:07 博多駅 →
13:22 相生駅 →
13:48 西宮市 →
14:17 新大阪駅
16:12 新大阪駅 →
16:46 栗東市 →
17:12 栄生 →
17:16 名古屋駅 →
17:30 豊川市 →
17:42 浜松駅 →
17:48 袋井市 →
17:50 菊川市 →
17:58 日本坂トンネル →
18:19 熱海駅 →
18:23 小田原駅 →
18:30 平塚市 →
18:59 東京駅
↓Amazonギフト券がお得に買える。
5月17日(水曜日) T4編成
ドクターイエローのぞみ下り検測が東京から博多まで走行しました。T4編成。
■各地での目撃情報
11:37 東京駅 →
11:54 品川駅 →
12:01 横浜市 →
12:17 大磯 →
12:31 三島駅 →
12:56 袋井駅 →
13:02 浜松駅 →
13:04 浜名湖 →
13:15 幸田町 →
13:20 三河安城駅 →
13:45 米原市 →
13:57 栗東市 →
14:26 新大阪駅
16:16 新大阪駅 →
16:23 西宮市 →
16:42 加古川市 →
17:05 岡山駅 →
17:41 マツダスタジアム
18:16 新山口駅 →
18:54 博多駅
5月18日(木曜日) T4編成
ドクターイエローのぞみ上り検測が博多から東京まで走行しました。T4編成。
博多から新大阪までは通常の検測ダイヤで、新大阪から東京間は通常よりも1時間遅いダイヤでの走行となりました。
■東海道区間での走行ダイヤ
17:23 新大阪 →
17:37 京都 →
17:55 米原 →
18:06 岐阜羽島 →
18:15 名古屋 →
18:21 三河安城 →
18:34 豊橋 →
18:41 浜松 →
18:48 掛川 →
18:59 静岡 →
19:08 新富士 →
19:14 三島 →
19:18 熱海 →
19:23 小田原 →
19:36 新横浜 →
19:49 品川 →
19:55 東京
■各地での目撃情報
11:06 博多駅 →
11:40 小倉市 →
12:28 広島駅 →
13:48 西宮市 →
14:06 新大阪駅 →
14:18 鳥飼車庫
17:01 鳥飼車庫 →
17:22 新大阪駅 →
17:47 栗東市 →
18:07 岐阜羽島駅 →
18:16 名古屋駅 →
18:46 磐田市 →
18:59 静岡駅 →
19:46 品川区 →
20:03 東京駅
↓Amazonギフト券がお得に買える。
5月28日(日曜日) T4編成
ドクターイエローのぞみ下り検測が東京から博多まで走行しました。T4編成。
日曜日で目撃情報はかなり多く上がってきていました。西日本の岡山以西で最大10分の遅延が発生。博多到着も10分遅れての到着となりました。
■各地での目撃情報
11:28 大井車庫 →
11:47 東京駅 →
12:02 横浜市 →
12:06 新横浜駅 →
12:26 熱海駅 →
12:43 東静岡駅 →
12:44 静岡駅 →
13:01 浜松駅 →
13:05 浜名湖 →
13:09 豊川市 →
13:17 矢作川 →
13:26 山王駅 →
13:37 岐阜羽島 →
13:44 米原市 →
13:57 栗東市 →
14:05 京都駅 →
14:14 高槻市 →
14:22 新大阪駅
16:01 鳥飼車庫 →
16:19 新大阪駅 →
16:23 西宮市 →
16:37 西明石 →
16:44 姫路駅 →
17:07 岡山駅 →
17:28 福山駅 →
17:52 広島駅 →
18:22 新山口
5月29日(月曜日) T4編成
ドクターイエローのぞみ上り検測が博多から東京まで走行しました。T4編成。
■各地での目撃情報
11:08 博多駅 →
12:32 広島市 →
13:06 岡山駅 →
13:48 西宮市 →
14:11 新大阪駅
16:15 新大阪駅 →
16:35 桂川 →
16:46 栗東市 →
16:58 米原駅 →
17:25 三河安城 →
17:35 豊橋市 →
17:55 藤枝市 →
18:27 平塚市 →
18:40 新横浜 →
18:50 品川駅 →
18:58 東京駅
↓Amazonギフト券がお得に買える。
2. 5月の走行予想の参考になりそうな過去の走行データ
9日(月)、10日(火)、
20日(土)、21日(日)、
30日(月)、31日(火)、
に走行しています。
■過去データ 2016年5月のドクターイエロー運転日
※ドクターイエロー走行予想の参考になりそうな過去の走行記録を掲載しています。走行日の予想をしたものではありません。また過去と同日の検測になるとは限りません。あくまでも参考用としての掲載です。
3. ドクターイエローとは?
ドクターイエローについて
ドクターイエローは、一か月に3回程度東海道山陽新幹線の東京~博多間を往復走行しながら線路や架線を点検する車両です。車体の黄色は、保守車両であることから車体全面が黄色く塗られています。
のぞみ検測は、東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪・岡山・広島・小倉・博多の各駅に停車します。1日目に東京→博多まで、2日目に博多→東京まで往復して走行します。
こだま検測は、東海道山陽新幹線の全駅に停車します。こちらも1日目に東京→博多まで、2日目に博多→東京まで往復して走行します。
のぞみ、こだまの検測では新大阪駅に到着後に、鳥飼(とりかい)車庫に一度入ります。ここで乗務員と検測係員の休憩と車両の点検を行った後、再び新大阪駅に入線、続きの検測を実施しています。
T4、T5編成について
ドクターイエローは、2編成存在します。JR東海が保有するのがT4編成、JR西日本が保有するのがT5編成になります。どちらも7両で1編成となっています。
どちらの編成が走行するかは当日まで分かりません。が、数ヶ月ごとにT4とT5が交代で検測走行を実施しています。
T4、T5の文字は、先頭車両の窓と乗務員扉に表示されています。
ドクターイエロー同士が離合(すれ違い)やホームで隣り合わせに停車することはありますか?
珍しいケースですが、時々発生しています。
最近では、2016年10月29日(土曜日)にT4編成のぞみ下り検測とT5編成上り回送で走行したドクターイエロー同士が、滋賀県米原駅付近ですれ違う様子が確認されています。
2016年11月29日(火曜日)14:07頃に、T4編成のぞみ上り検測とT5編成下り試運転で走行したドクターイエロー同士が京都市JR西大路駅付近ですれ違った様子が目撃されています。
2016年12月11日(月曜日)21:40頃に、T4編成こだま下り検測と試運転T5編成が新下関駅のホームで向かい合わせに停車する様子が目撃されています。
見てみたいものではありますが、新幹線の運行上、数十秒の差でかなりの距離走行してしまいますので、かなり運が良くないと実際に見るのは難しそうです。
回送・試運転や遅延の発生など特異なケースがあれば、もしかすると見ることができるかもしれませんね。
ドクターイエローの屋根には窓がある?
架線監視用の窓が3両目と5両目に設置されています。この部分には、カメラが設置され、車両内部の検測機器でモニタリングすることができるようになっています。
パンタグラフは、1箇所に2本設置されています。走行用と検査用のパンタグラフで、それぞれ色付けがされています。パンタグラフの根本には、強力なライトもあり、検測時は常時点灯されています。
新幹線線路の上を通る跨線橋や高層ビルから見下ろすことができれば、この監視窓やパンタグラフを見ることができます。
ドクターイエローの屋根は黄色?
黄色です。ただし、4号車のみ屋根は白く塗装されています。これは、4号車に搭載されている機器の熱対策のためと言われています。→
← また、車両連結部の内部も黄色く塗装されています。
ドクターイエローの各駅での停車位置は?
ドクターイエローは、各駅での進行方向の先頭付近に停車します。下り検測の際には、博多方向の先頭側から1号車~7号車の位置に停車します。上り検測時には、東京方向のホーム端から7号車~1号車が停車します。
また、ドクターイエロー入線時の駅電光掲示板には、回送980番台が表示されることが多くなっています。
ドクターイエローが故障したことはある?
ドクターイエローの検測走行では、新幹線の運行ダイヤの遅れで遅延が発生することは時々あります。
車両の故障かどうかははっきりしていませんが、東京から博多まで走行していたドクターイエローの検測が途中で運転取りやめとなった事例が2018年に発生しています。
2018年2月16日(金曜日)に、東京駅を出発したのぞみ検測下りが新大阪駅に到着後、鳥飼車庫に入庫。その後新大阪駅には姿を見せず、その日の検測走行が取りやめとなっています。西日本の一部駅では、駅構内の電光掲示板に回送900番台の表示が確認されていたため、検測走行が予定されていたことは間違いないようです。駅のアナウンスで運転取りやめやドクターイエローが走行しないと案内放送が行われた駅もあったようです。
故障の内容など詳細は不明ですが、のぞみ検測の続きは翌日17日の19時以降に走行。19:28に新大阪駅を発車するのぞみ191号のダイヤで走行、博多駅には22時前に到着しています。
翌日18日の上りのぞみ検測は、博多から東京まで走行。新大阪から東京間は通常よりも3時間遅いのぞみ412号のダイヤで走行しています。
2018年2月のドクターイエロー走行日記録はこちら
ドクターイエローの引退はいつ頃?
ドクターイエローは、700系新幹線の車両に検査機器を積んだものです。
新幹線の車両は定期的に検査を受けなければいけません。通常は36ヶ月、120万キロ走行のどちらかと決められています。
ドクターイエローの車両検査が行われるのはJR東海の浜松工場ですが、2017年1月に700系の車両検査を終了しています。今後700系の車両検査が実施されることはありません。
現在のドクターイエローの車両は近い将来引退となります。具体的な引退はいつ頃というのは難しいのですが、700系の営業車両は2019年度中に引退させるというJR東海の計画もあり、ほぼ同時期にドクターイエローも引退させるのではないかと思われます。
後継の検査車両ですが、ドクターイエローに変わる検査専用車両は製造されないのではないかと言われています。JR側からの発表ではN700系への軌道検測機器の搭載、検査機器の小型化が可能になっている点や九州新幹線での検測実績などから、後継車両無しの方向になると考えられます。
九州新幹線では、ドクターイエローのような専用の検査車両が存在しません。通常の営業車両である800系の一部に小型化された検査機器が搭載されていて、昼間の営業運転中でも検測しながら走行しています。
東海道山陽新幹線区間でも、営業車両に検査機器を搭載して検測走行させた方がダイヤの効率もよく省コスト化も実現できます。
新幹線の車両は通常6ヶ月~10ヶ月程度で製造されています。ドクターイエローのような専用タイプはさらに製造期間が長くかかるため、JR東海もJR西日本もコストがかかるこうした車両は製造しないと考えてよいのではないかと考えられます。
ドクターイエローファンとしては、残念な限りですが、2019年にはドクターイエロー引退してしまうようなので、時々走る黄色い新幹線をしっかり見ておきたいものです。
JR東日本のイーストアイについては、北陸新幹線の敦賀京都間の開業予定、北海道新幹線が札幌まで2030年ごろに開業する予定など、営業開始時の軌道架線検査で今後も必要とされていることから、今後も維持されるのではないかという意見が圧倒的です。
2018年のドクターイエローが間近に見られるイベント
■JR東海浜松工場「新幹線なるほど発見デー」
→2017年は7月20日、21日の土日に開催。入場無料。
■JR西日本博多総合車両所「新幹線ふれあいデー」
→2017年10月15日に開催。入場無料。
■JR西日本博多総合車両所岡山支所「山陽新幹線ふれあいデー」
→2017年は11月16日に開催。入場無料。
4. ドクターイエロー見学時のお願い
- 撮影時はフラッシュ厳禁です。
- 駅ホームでは、黄色い点字ブロックから下がって見学をお願いします。
- 安全確保および運行の妨げにならないよう、駅員さんの指示に従ってください。
- 場所をゆずりあって、皆さんでドクターイエロー見学を楽しめるようにマナー向上にご協力をお願いします。